ドイツのホットドッグはアメリカンタイプのそれと違い、あまりトッピングをしません。焼きたての香ばしいパンとソーセージだけ。それにマスタードが付けば十分なランチになります。お肉屋さんでは、よく店頭でカイザーセンメルというシンプルな丸パンにホットケースのフライッシュケーゼ(プレーンなミートローフ)を熱々のまま厚切りして挟みパクっと喰らいつく!この醍醐味が美味しいのです。アメリカンタイプのチーズや野菜他をたっぷりトッピングするホットドッグ類と比較すると一見寂しい感じがしますが、これが毎日食べたくなる不思議な感覚となります。つまりシンプルイズベスト!なのかもしれませんね。
「フライッシュケーゼ」~毎週土曜日&日曜日の朝に店頭ホットケースに焼き立てが並びます。
「シュバイネヴラーテ」豚肩ロースのローストポーク!絶妙な珠玉のドイツスパイスが「忘れられない味」を演出してくれます。
これはほぼ毎日(営業日)焼きます。土日の忙しい日は8~10本焼く事も。他に骨付き後ろ足「シュバイネハクセ」+前足「アイスヴァイン」も良い原料さえ入れば煮込んだり、焼いたりしています。
他にホットケースには主に土日ですが「スパイシースペアリブ」「肉詰めローストチキン」は人気商品です。
~からの~
「ローストビーフタン」~これは主に年末12月に製造します。クリスマスに、お正月の急なお客様に、絶大な人気の同商品ですが近年の牛タンの「価格高騰」によって通常商品には高価過ぎて、リクエストはたくさんあっても当店のお客様に必要以上にご負担を掛けたくありませんので年末だけ大赤字で製造販売しています。これはドイツ商品では無く、私が若い頃にホテル等へのお肉卸業のサラリーマン時代にお世話になった、あるホテルのシェフから教わって以来30年位プライベートで焼いていた物です。
新鮮な牛タンを半月ほど冷蔵庫内で干し熟成させ、余り野菜のベッドの上でローリエや香り野菜の布団を掛け一晩寝かせて焼き上げる一品。冷蔵庫に1本置いておいて急なお客様の時に薄くスライスしてポン酢にさらし玉葱を添えてサッと出せる、本当に「お・も・て・な・し」に適したこの商品、ぜひ年末をお待ちください。