長年の友人であり、尊敬するパン屋マイスターSailerさん。オーストリアで3代に渡るベッカライ&コンデットライ(パン&ケーキ)の店SAILERがあり、長男アドルフサイラーさんも、福岡市南区長丘で同店を営んでいますが、この度、お祖父様の創業から100周年記念という事で「記念本」を製作中です。当店も何品か提供致していますので、そのハム&ソーセージの製造中の写真を撮りに、カメラマンさんと共に来店されました。
やっぱりプロの腕前は違いますね。これでも相当、サイズを落としていますが、それでも素晴らしい。
今月末から1ヶ月間、少し早い夏休みで、家族一緒にオーストリアに帰ります。ほぼ毎週の様に一緒にいたので、依存度が高くなり、やはり寂しいですね。
昨年、スタジアムで営業中に遊びに来てくれたのですが、2年間の扱い方に、とても傷付き、心が少し病んでいたのですが、車の横で、オーストリアから来日して一緒に来ていた甥っ子さんとの会話がずっと耳に入って来て、何か兄弟が近くにいてくれている錯覚に陥り、ソーセージを焼きながら、誰にも気付かれずに、涙が止まりませんでした。
本当に優しい男です。一回目の結婚が上手くいかず、彼も少し鬱っぽい時期があったのですが、「指宿さんが育った奄美の女性だったら大丈夫かもしれません」と奄美のじゅんちゃんと結婚し、マルセル君という可愛い男の子も授かって幸せそうです。国は違っても、信頼出来る友人がいて私も嬉しいです。