中学、高校と同じ釜の飯を食った同級生が、最近30年ぶり位に、一斉に会いに来てくれます。先日、私がスタジアム販売に出掛けている時にも、現在茨城がんセンターの外科部長、ASATO君と熊本どんぐり薬局代表のRYOUJI君、そしてHASIMOTO君が来てくれました。全寮制の学校でしたので、一緒に生活をした大勢の仲間達は皆さん医者や薬剤師他になっている様で、成功されている人が多いと聞きます。私はそんな連中と一緒に勉強していたんだと実感していませんでした。兄が奄美大島からその学校へ行きましたので、寂しくて追っかけて行った位の動機でしたので、それはそれは日が経つにつれ、仲間達とのギャップが激しくなり落ちこぼれて行きました。でもしかし、今の歳になるとあまり「肩書き」は関係無くなり、仲の良かった連中は皆が「お前に会いたい」と声を掛けてくれます。25才の時に福岡のアパートを引き払い、全ての想い出は捨てドイツに好きな長渕のCD1枚だけ持って行きました。もう昔の想い出も感情も引き出す事はなかろうとばかり考えていましたが、こんな兄弟みたいな連中の優しさに救われる気がします。そういえば先月も京セラのTOURU君。春には沖縄のドクターTAMAE君も来てくれました。嬉しい事に皆さんが私の店を見て感激してくれます。「お前がこんな事やるとは思っていなかった」と言ってくれると、益々頑張ろう!と思えます。
しかし皆さん偉くなったので、私が「移動販売車でホットドッグ売りに行かないかんたい!」と言うと「お前まだそんな事自分でやってるんかい?誰か任せれば良いんじゃ?」と言われるのがとても面白かったです。私はたぶん一生こんな感じです。