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2014′ スタジアム出店できず!


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Photo- 〈 Special thanks Minoru〉

本当に残念ながら2014′ 今年の出店は、ほぼ無くなりました。開幕戦前後に、有り難いお誘いを受けて、とても感謝しています。しかしやはり、全試合出店は壁が高過ぎて挑めそうにありません。

元々当店がサガン鳥栖スタジアムと関わらせて頂いたきっかけは、2006’の「日本におけるドイツイヤー」のイベントで県内のドイツの関連企業の一つとして鳥栖市からお誘いを受け、メインスタンドと南側アウェイスタンド間のちょっとしたスペースにテントを置き、生ソーセージをドラム缶型焼き台にて時間をかけて焼きながら販売させてもらったのがスタートでした。確か友人のサイラー氏にも手伝ってもらい、良い雰囲気で楽しかったイメージが残っています。(慣れない出店でかなり段取りが悪く、試合後まで行列が続いていて申し訳ないとも思いました)  。同年に「好評だからもう1試合だけやりなさい」とドリームスさんから連絡を頂き結局、2006’は他にも数試合の出店でした。鳥栖スタジアムの魅力に心酔し、出掛けるだけで夢心地でした。売上げとか利益とかはあまり考えずに佐賀に対する地域貢献を第一のモチベーションに取り組みがスタートしたのです。当時はサイラー氏もアビスパ福岡のスポンサーとして頑張っていましたし、博多の森競技場にて出店もしていました。私はそれに感化され、「それなら俺は佐賀市三瀬村に本店を構えているのでサガン鳥栖の応援をしよう!」と一念発起し、2007’からは、メインスタンド下で最もアウェイ側の通称5号店にて、2年間営業しました。当時は空き店舗になっていて(不毛の場所だから誰も成り手が無いけど)の言葉で「必ずこの場所にも地の利がある。自分ならそれを引き出せる」とチャレンジしてみました。当時はアウェイのお客様も少なく、寂しい場面もありましたが、徐々に若いサッカーファンのインターネット連絡網にて、噂が広がり、夏頃にはアウェイサポーターとサガンサポーターが仲良く行列をして頂くという当時では画期的な光景に思わず、心の中でガッツポーズをしたものでした。

2007′  2008′ の2年間、スタジアム内の5号店、固定店舗にての営業は、まさに「オンリーワン」(スタジアム№1では無いが、出会ったお客様の心をしっかり掴む)の納得の行く内容の2年間でした。アウェイのサポーター様の顔馴染みのコアファンも付いて下さり、時には雷雨中止の再試合にて、訪れて下さった約100名のお客様にすべて無料でホットドッグを振舞ったり、「黒ヒョウ、レオ、フィジコシート」をご利用下さったお客様に年間を通じて、全員にホットドックをサービスしたり、選手全員の練習後に、無制限でお召し上がり頂いたり、北部グランドで全員とバーベキューをした事もありました。私にはこれから伸び行くサガン鳥栖が一歩一歩成長して行く様々なシーンを間近で見届ける事が何より嬉しい貴重な日々でした。  しかし年月は経ち、動きの激しいプロスポーツの世界なので、もうそれをご存じの方は殆どいなくなってしまいました。寂しい反面、きっちり成長、成功を果たしたサガン鳥栖には、数えきれない感動を与えてもらい、逆に私自身にも成長をもたらせて頂いたと感謝しても、し尽せません。

2010’は1年間、スタジアム出店はお休みを頂きました。実情はスタジアム内固定店舗の管理が出来なくなった事が原因です。少し潔癖過ぎるかもしれませんが、衛生的に常に清潔にしておかないと気が済まないので、毎週の様に人員を派遣し店舗を磨き上げましたが結果的にスタジアム管理の会社の皆様に多大なるご迷惑をお掛けしてしまいました。(常に鍵をお借りしたりして時間を掛け過ぎた)→しかしこれも指摘された訳ではなく自分の性格的なもの。

年間を通じ、観戦させてもらいましたが、よくスタンドで「あんた何しよっとね?ソーセージば焼かんといかんよ!」と周りの方から声を掛けられました(笑)。サイラー氏と観戦した時、試合前、当時のGM、社長、監督までもがスタンドにピッチから挨拶していましたが私を見かけると「おー!指宿さーん!」と皆さんが声を掛けてくれるのを見て「私はアビスパのスポンサーもしてるけどあんなに嬉しい挨拶してもらった事はありませんよ、指宿さんはホットドッグ売ってただけだよね?サガン鳥栖は素晴らしい!」とサイラー氏が驚いていました。サッカー観戦に興じて、出店の苦労から解放されると「もうこのままが良い」と思っていました。しかしそんな私にも当時のサガン鳥栖は「三瀬村IBUSUKI でベンチ外全てのメンバーとお客様とでパブリックビューイングをやりたい! 」

とのお申し出があり、開催しました。チームも勝利し、選手の皆さんとサポーターの皆さんが至極近くで楽しまれ、32型のテレビ1台を約100名以上で熱く応援するという今では考えられない催しが逆に斬新ではなかったろうか?と思う位盛り上がりました。当時スタッフとして現監督のユンさんも来ていました。ずっとサガン鳥栖の今後や未来について、強化部長と共にお話しさせて頂いたりもしました。確かその後、もう1試合開催しました。出店もしていない私を本当に大切にして下さり申し訳ない気持ちで一杯でした。当時の岸野監督もプライベートでよく、フラッと来店下さいました。その年末に問題の「選手大半移籍問題」が生じました。当時のサガン鳥栖にはネガティブな情報ばかりが溢れ、私は気が気では有りませんでした。愛するサガン鳥栖が、サガンサポーターが苦しんでいると思うとたまらなくなり、年末〜東京の移動販売車の製造メーカーへ飛び、「サガンサポーターがワクワクして下さる改造車作り」を即断し発注しました。私が出店する事を希望し何度も来店しては訴えて下さっていたサポーターの皆様の喜ぶ顔が目に浮かびました。そして2010’に移動販売車にての再出店を開始しました。

その後は皆様ご存知の通りで、ボチボチ頑張らせて貰いました。

そして2014′ 今年のスタジアム出店

いずれにせよ昨年までの第一線でのスタジアム営業は控えます

「御社だけに特別対応は出来ません」との通告は、この2年間に何度も言われておりますし、特別待遇を求めている訳では無く、ほぼ単独で移動販売車にて始めた頃から「自分の出来る事」をお伝えして来ただけで、ゴリ押ししたいわけでは全くありません。言われる事も全て理解出来ますし、その通りなのだと思います。当方はサガン鳥栖さんを常に特別視させて頂いて、今まで何より先に、この出店に全力を尽くしていましたので悔いもないです。要するに時代が変わったのです。誰も責める事は出来ないです。これだけ観戦客数が急増しています今の時期は、売店も統率が必要不可欠。そのルールに向かって企業努力して頑張っている、出店業者に敬意を表し、皆様も応援してあげて下さい。

長い間のスタジアムでのご愛顧に心より感謝申し上げます。


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楽しい想い出ばかりの「世界一のベアスタ」ベストアメニティスタジアムありがとうございました。

✳︎1/19 〜ファン感謝デーが、あった様で多くの皆様からお電話頂いたり、夕方ご来店頂いて「出店期待してるよ」と、ありがたいお言葉を多く頂戴いたしました。スタッフに「少し厳しい見込みです」 と対応させていましたが「何か揉めたのか?」とか「出店料が高いのか?」(笑)と心配して貰っている様で申し訳ない限りです。サガン鳥栖さんには今でも良くして貰っていますし、出店料は全く無駄ではありません。これからもサポートしますしドリパス保有もすでに数年連続です。出店してる時はスタジアムの売り上げ全てチームに還元するつもりでしたので地域貢献とはそういうものだとの思いで他の売店の仲間の皆さんにはかなりウザがられていたと思います(笑)。熊本の売店様の一致団結具合を尊敬して、あういう雰囲気の出店集団になるべきと、1人で気合い入れまくり、皆さんを鼓舞してるつもりでした。でももう7ー8年続けると体力の限界が見えてきます。豊田陽平選手がいみじくも「去り行く事も愛情」的な発言を本年契約時にされた様ですが、よーく理解出来ます(彼の哲学は凄い)。

✳︎みなさん本当に長い間、お世話になりました。 ありがとうございました。

これからもサガン鳥栖をみんなで応援しましょう! 満員のスタジアムでまん丸体型の私を見掛けたら気軽に声をお掛け下さい。

来年以降の復活を夢見て一応、販売車の改造は積極的にやって行きます。*かなりハードルは高いのですが〈夏場でも対応出来る様な、全天候型移動販売車になれば、年間を通しての出店も可能になりますので〉その時はまたよろしく。

❇︎ ベアスタグルメの情報は「ベアスタを食べつくせ」http://ameblo.jp/sagan-away/

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